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2005年03月23日

平和な街・藤沢を市民の手で 平和無防備条例ニュースNO.56

     2005年3月23日 戦争非協力・無防備条例をめざす藤沢の会
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■23日は、何人かの議員さんと話し合いました。
 次は、下記の日程、時間は、各会派の議員と会う約束をしています。
 集合場所:市役所本館(一番奥の建物) 3階ロビー 
 集合時間は、下表参照  
  ・3/25(金) 10時半集合
  ・3/29(火) 13時

■話し合いの報告 
 各派の議員さんと話す機会をもち、条例の内容についての話し合いも徐々に深まってきました。
<話し合いの参加者の感想>
 「日本は平和な国、戦争をしない国だと知られていた。だから軍備を増強するのではなく、仮想敵国を作るではなく、無防備を表明するのが一番だと思う。憲法・平和支援・無防備があれば平和になれるはず。30日のシンポジウムには賛成・反対いろいろなお考えの議員のみなさんに参加していただき、フランクに議論をして欲しい。人間の叡智を集めれば乗り越えられるものもある。偏見をなくすことが平和につながる。」

<以下、いろいろ話し合いましたが、要点をまとめ記載します。>
▼日本共産党藤沢市議会議員団 
  ・柳沢議員/加藤議員 13:30~14:30……賛成の立場で……
 [柳沢議員] 
*受任者を引き受けたが、連日の署名は大きな力になった。資料を読み重要性を感じている。
*憲法9条により本来国が無防備宣言しているはず。
 軍事・有事法制とからめて無防備を推していきたい。
*軍備のない国に攻めてくる国はない。攻められるとしたら米軍基地があるから。
 [加藤議員]
*無防備全国ネットの冊子を読んだ。藤沢市で核兵器廃絶宣言がある意味は大きいと思う。
 [柳沢議員]
*EUは国を飛び越えている。日本はアジアとさえも結べない。力の政策、威嚇で戦争を阻止する「お互いが核を持っていれば抑止になる」という武装の抑止ではないか。世界的に見れば時代は変わってきている。

▼ひとつの志 有賀議員 14:48~15:35…現状は疑問を持つ立場で……
*平和は大切、戦争反対だが、方法論としては議論が分かれる。
*「北朝鮮」のように言葉・気持ちが通じない国がある。平和維持の対抗手段(防備)は必要。
*戦争にもルールがあるのはわかるが、攻撃を止めるために防衛もありでは?
*武力で対抗するのか、無防備にするのか――どちらかの比較ではなく、地域づくりで守ることができるのでは。
*テロに対する緊張感がない日本。一人ひとりの緊張感も諸外国と違う。

▼市政市民派会議 真野喜美子 15:40~16:50……賛成の立場で……
*本会議の際に有効な質問ができればと思っている。よく2万人の署名が集まったとびっくりしている。
*私ができる形で協力したい。

<私たちが話してきたこと> 
「無防備条例こそ、21世紀の新しいビジョンを示すもの」
*非核の条例を作るほどの藤沢市、「戦争は絶対反対」で今できることは思い切った提言をすること。この条例に消極的な方たちは今までの発想の転換ができない。「国を守る」という意識から抜けられないのはなぜか? ジュネーブ条約の価値を消極的な議員の方にもわかってもらいたい。
我々のことを理想主義だというが、消極的なの議員の方々の21世紀ビジョンはどうなのか?と伝えました。

以下 3/30のご案内です。
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 3/30 条例実現シンポジウム
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 ◇時間・場所 : 18:30 市民会館第2展示ホール 
 ◇パネリスト
    ・山内敏弘さん(龍谷大教授 憲法学) 
       ジュネーブ条約「無防備地域宣言」
    ・神原元さん(川崎合同法律事務所弁護士)
       国民保護法制の問題点と条例
    ・矢野秀喜さん(ICTA事務局長) 
       国民保護基本計画とは/広がる条例運動
    ・藤沢市民の代表       
       条例実現に向けた思い
 ◇討論
    市議会議員、請求代表者、参加者  
 ◇参加費 500円

 私たちは、1月28日から2月27日までの1ヶ月間、藤沢市を平和な街にするために「平和無防備地域条例」制定の直接請求署名を行いました。その結果、約2万筆(有権者の6%)という多くの署名が集まりました。また、500人以上の方に、署名集めを協力いただきました。期間中には、「戦争では、大変な苦しみを味わった。こういう条例を早く作ってほしい。」(戦争体験者)、「ジュネーブ条約のことは知らなかった。市民を戦争から守るために必要ですね。」(学生)など、市民のいろんな思いが寄せられました。  署名提出以降は、連日、議員さんに賛同の要請を行っています。3月31日に本請求、これを受けて、4月12日、18日には、条例制定についての臨時議会が開催されます。この条例案が議会で成立するためには、多くの議員さんの協力が必要です。各議員さんに対しはがき要請などの市民の働きかけをお願いします。このシンポジウムでは、市会議員の皆様とともに、条例制定のためにどうしたらいいのか、また、課題は何かを率直に討議する場です。ぜひ、皆さん、ご参加ください。

投稿者 藤沢の会 : 2005年03月23日 23:56

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