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2006年03月02日

−国立市平和都市条例の制定をめざしていよいよ動き出します−

平和をつくるために今、できることを!
−国立市平和都市条例の制定をめざしていよいよ動き出します−

 いつも非戦のまち・くにたちの会の活動をご支援いただき、ありがとうございます。2006年4月より非戦のまち・くにたちの会は第3ステージに入ります。これまで、多くの方のご支援のもと、市内250名、市外250名を越える連繋をもつまでになりました。昨年の秋、市内在住の本会会員が中心になって、国立市平和都市条例の制定をめざす準備会が発足されましたが、3月4日(土)にはいよいよ実行委員会を立ち上げる集会が開催される予定です。同封の賛同の呼びかけ文、また3月4日(土)の集会チラシをご覧ください。

 平和憲法、そして国際人道法を地域から実践していこうとする平和都市条例の構想は、非戦のまち・くにたちの会の発足以来、学習会の柱の一つでした。そして今、私たちの住むまちを「戦争や武力行使に協力しない・させない」地域にして「武力によらない平和」を具体的に実現する条例の制定を求める直接請求署名の取り組みが始まろうとしています。

 ここであらためて、皆さまのご支援・ご協力をお願い致します。平和のうちに生きる私たちの権利を削除した新憲法草案が提出され、有事を前提とした国民保護計画の策定が市町村で始まろうとしている今日、国立市平和都市条例の制定をめざす取り組みにご賛同いただきたくお願い申し上げます。

 ご賛同のお返事をいただいた方に今後の活動についてのご連絡をさせていただきたく思っています。直接請求の署名期間は4月22日(土)~5月21日(日)を予定しています。署名運動を始め、国立市平和都市条例の制定をめざす活動は、ご賛同いただいた皆さまのご支援なくしては成り立ちません。住民一人ひとりの手によって地域の平和をつくるこの活動に、ご支援くださいますよう、お願い致します。賛同のお返事は呼びかけ文の連絡先に加え、私も窓口(fax: 042-575-0757・e-mail: kitahara@ee.e-mansion.com)になっていますのでご連絡ください。また、ご支援に関しましては、非戦のまち・くにたちの会の口座に「国立市平和都市条例・カンパ」とご明記の上お振り込みください。すでにご賛同をいただいた方には感謝申し上げます。

 最後になりましたが、3月の企画をご紹介します。

  • 『平和をつくるために今、私たちにできることを!』
       講師:田村きみさん(北在住・元市会議員)

     【チラシ】(PDF
    ■3月4日(土) 2時~
                 (於)国立市公民館地下ホール                    
  • 『ガラスのうさぎ』上映会
    ■3月5日(日) 10時~;12時半~;3時~
                 (於)くにたち福祉会館4階大ホール
                 (主催:くにたち・よい映画を見る会
                  後援:非戦のまち・くにたちの会、他)
  • 『東京大空襲を問う:60年前、そして今』写真展・映像とおはなしの会
    ■3月7日(火)~12日(日)
                 (於)国立市公民館ロビー
  • 『東京大空襲の体験を聞く集い』
       講師:二瓶治代さん
    ■3月12日(日)  2時~
                 (於)国立市公民館地下ホール
                 (主催:国立市;企画・運営:ピースくにたち)
  • 『有事法制がまちにやってくる?国民保護計画って何?』
       講師:田中隆さん(弁護士)
    ■3月19日(日)  2時~
                 (於)国立市公民館地下ホール
  • 『非戦のまち・くにたちの会 年次総会・記念講演会』
       講師:阿部浩己さん(神奈川大学教授)(予定)
    ■3月21日(火・祝)  2時~
                 (於)国立市公民館地下ホール


  •  【ポスター】
       
     【リーフレット】

     【スケジュール】(PDF

 3月21日(火・祝)の年次総会では、2005年度活動報告、2005年度収支報告、2006年度活動計画に関する意見交換を予定しております。承認という作業は本会会員の皆さまに限らせていただきますが、総会には本会の目的にご賛同いただける方であればどなたでも出席できます。また特別企画としまして(まだ確定ではありませんが)国際人権法の第一人者の阿部浩己さんにご講演をお願いしています。みなさんのご参加を心よりお待ちしています。

 一人でも多くの方に非戦のまち・くにたちの会の活動をご理解いただき、2006年度も会員としてご支援くださいますようお願い致します。

非戦のまち・くにたちの会
北原 久嗣

投稿者 くにたちの会 : 01:55 | お知らせ | トラックバック

2006年03月01日

国立市平和都市条例に賛同をお願いします!

戦争をしない・させない平和なまちを一緒につくりましょう!
憲法9条を活かす無防備地域・平和都市条例の制定をめざして!
― 平和をつくるために今、できることを! ―

 憲法と国際人道法(ジュネーブ条約)に基づいて、くにたちの文化、環境そして市民の生命と平和な暮らしを守るまちづくりを今こそ推進するときです。

 イラクをはじめ世界で戦争や武力紛争が続いています。多くの罪のない人々の命が失われ、権利が奪われ、生活や環境が破壊されています。悲惨な戦争の教訓から、市民が戦争の犠牲とならないために国際人道法(ジュネーブ条約)が、日本では、あの戦争の悲劇を二度と繰り返さないために日本国憲法が、そしてこの国立市でも戦争の廃絶と平和への強い意思を謳った国立市平和都市宣言が制定されました。ところが、このような世界や国内の流れにもかかわらず、日本政府は、有事法制、国民保護法などの名のもとに一連の戦争準備法制を定め、ついには憲法を変えてまでこの国を「戦争ができる国」に変えようとしています。この国立市で制定をめざす無防備地域・平和都市条例は、憲法9条の積極的平和主義や国立市平和都市宣言の考えを実践して、市民の力で、私たちのまちを「戦争や武力行使に協力しない・させない」地域にして「武力によらない平和」を具体的に実現するものです。この条例制定を求める取り組みはすでに全国20以上の自治体で進められ、平和を願う市民の声でさらに大きく広がろうとしています。私たちは4月下旬(予定)より1ヶ月の署名期間で法定数(有権者数の50分の1)を大きく上回る署名数を集めて市議会に条例化を求めるための「直接請求」の署名活動を行うことをめざします。

 多くの市民の方に無防備地域・平和都市条例の制定に賛同して頂きたく、ぜひよろしくお願いします。

無防備地域・平和都市条例 くにたち準備会
代表 家坂平人



呼びかけ人

秋田昌子(泉在住) 安生可奈子(西在住) 家坂平人(北在住・翻訳業) 石原みき子(富士見台在住・環境とフェミニズムの英会話寺子屋主宰) 遠藤良子(富士見台在住・スペースF管理人) 大貫淑子(富士見台在住・書道教師) 柏木隆之(北在住・元市会議員) 北原久嗣(北在住・慶應義塾大学助教授) 北原るり子(北在住) 河野環(富士見台在住・塾講師) 榊原茂子(富士見台在住・画家) 佐藤節子(富士見台在住) 下平孟功(西在住) 杉原広子(富士見台在住) 杉山香織(中在住・学生) 高瀬久直(石田在住・学生) 館野公一(富士見台在住・シンガーソングライター) 田村きみ(北在住・元市会議員) 中川英明(東在住・元国連機関職員) 中村雅子(中在住・桜美林大学教授) 西川重則(富士見台在住・平和遺族会全国連絡会代表) 長谷川隆久(北在住・早稲田大学教授) 長谷川玲子(北在住) 濱井隆治(北在住・著述業) 藤井哲(北在住・画家) 松岡勉(中在住・全日本年金者組合副中央執行委員長) 宗像充(西在住・ライター) 安田博(北在住・北3第2自治会長) 谷内栄次(東在住・画家) 柳百合子(富士見台在住) 横井久美子(東在住・シンガーソングライター) 渡辺治子(北在住)〔2006年2月23日現在〕


連絡先

〒186−0004 東京都国立市中1−19−10
ビッググラッド国立202号室 平和市民ひろば
無防備地域・平和都市条例 くにたち準備会
Tel: 080−3444−8272 Fax: 042−574−4595 
E-mail: kitahara@ee.e-mansion.com
週1回のペースで運営会議を事務所で行っています。ぜひご連絡ください!

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