2005年03月19日
無防備地域宣言をめざす荒川区民の会ニュース NO.41
■■■■■ 報告 ■■■■■
3/16本会議
無防備条例案否決(賛成5退席2反対25)
参考人招致賛成2、「(条例の)精神については賛同します」、総務課より宣言主体について国際赤十字委員会の見解が引用され “自治体も宣言主体と考えられている”ことが明らかにされる。
3月16日荒川区議会は駆けつけた傍聴者の見守る中、本会議で無防備条例案を賛成少数で否決しました。
本会議に先立つ総務区民委員会では、最初、参考人招致の提案について否決はされたものの2名の賛成を得、そして論議の中では 総務課より無防備地域宣言できる宣言主体について国際赤十字委員会の見解が原文から引用され、自治体も宣言主体と考えられていることが明らかにされました。そして 委員会最後の各会派の見解表明では、「(条例案の)精神には賛同します。・・・」との見解を得ることができるなど、様々な成果を得ることができました。ありがとうございました。
◆反省会 3/23 19時~21時 無防備事務所にて(多くの皆さんのご参加をお願いします。)
(区長の意見)―概略―
無防備地域宣言をすることができる宣言主体について、国は「防衛責任を有する国が行うべきで、自治体はできない」との見解を示しています。したがって、本条例制定について その必要性も効力もないと考えます。
(共産党)
憲法9条の非戦の誓いと軌を一にするものであり、非戦こそ重要。政府が現在もイラクに派兵を継続していることに危惧を感じる。区長見解の政府が認めないからできないと言うのでは、国から自立して住民の命と財産を守るべき地方自治体の責任が果たせない。・・・賛成
(自民党)
審議・検討に値する条例にあらず。このようなことに膨大な区民税を費やしたことにいきどおりを感じる。・・・反対
(尚志会)
国の責務は防衛である。攻撃を受けたら自衛隊に協力するのは当然。無責任な条例である。・・・反対
(公明党)
(条例の)精神については賛同する。国の法体系の元では優先されない。・・・反対
(新星クラブ)
平時に宣言するのは拡大解釈。運動のやり方が乱暴である。・・・退席
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■カンパのお願い(事務所維持、チラシ、ニュース発行等で140万円かかります)
郵便振替:00150-1-297247 加入者名:無防備地域宣言をめざす荒川区民の会
■スタッフ会議、学習会などでしばらく事務所は開設していますのでご利用ください。***************************************************************
無防備地域宣言をめざす荒川区民の会(荒川区荒川6-63-1よし沢荘1F)
電話・FAX 03-3819-7331 携帯:080-3013-3618高瀬
投稿者 荒川区民の会 : 12:17 | ニュース | トラックバック
2005年03月15日
無防備地域宣言をめざす荒川区民の会ニュース NO.40
緊急行動にご参加、ご協力を!!
区長、区議会は8,106筆に込められた区民の声を聞け!!
3/15,16昼休み議会包囲行動 → 傍聴に詰め掛けよう!!
★ 要請FAXを全国から集中してください。
★ (各会派への要請先 - FAX )★ 要請のポイント
・ 本会議での請求者全員の意見陳述
・ 臨時区議会を開催すること
(ジュネーブ条約、国民保護法を研究し、実質審議を尽くすこと)
・ 委員会に参考人を招致してください。
★ 要請先
・ 自民党 3802-3158
・ 区役所(相談室) 3802-6262
・ 公明党 3806-7268
・ 共産党 3806-9246
◎ 尚志会(守屋幹事長) 3891-6767
◎ 新生クラブ(瀬野幹事長) 3891-0203
◎ 元気(斎藤幹事長) 3806-0523
(注意) ◎は自宅ですので、夜遅くは止めてください。 その他は24時間OK
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[今後の予定]
★ 3/14 9時 議長、各会派幹事長への要請 (集合 区役所5階ロビー)
☆ 3/14 10時 幹事長会
☆ 3/14 10時30分 議員運営委員会
☆ 3/14 13時 本会議
★ 3/14 17時30分~18時40分
コモティイイダ町屋店前で宣伝行動(傍聴参加のお願い)
★ 3/14 19時 スタッフ会議(会事務所)
★ 3/15 12時30分 区議会包囲ヒューマンチェーン(集合 区役所噴水前)
★ 3/15 13時 本会議傍聴 → 陳述
(集合12時30分 区役所噴水前)
★ 3/16 9時 総務区民委員会傍聴
(集合 8時40分 区役所噴水前)
★ 3/16 13時 本会議傍聴 → 区議会包囲ヒューマンチェーン
(集合 12時30分 区役所噴水前)
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3/12 公開シンポジウム報告
・ 40名の参加で成功
・ 審議を尽くそうとしない区の姿勢に怒り続出
・ 会場から、『8,106名の署名をしっかり受け止めていただくために、区役所前に集まって貰いたい』『区はあまりにも短い審議で終えようとしている。私は、傍聴に10人連れて行こうと思う。100人位集まれば、荒川区を少しでも変えられると思う』という発言など、区民が声を出す取り組みをやろうという意見が多く出されました。
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スタッフ会議、学習会などで暫く事務所を開設していますのでご利用ください。
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加入者名 無防備地域宣言をめざす荒川区民の会
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投稿者 荒川区民の会 : 10:06 | ニュース | トラックバック
2005年03月10日
3・12公開シンポジウム
3・12公開シンポジウム
地域から平和を考える-「無防備平和条例署名8,106筆の声を区議会へ」
私たちは、「荒川非核・無防備平和都市条例」の直接請求署名8,106筆を2月18日に選挙管理委員会へ提出しました。2月27日には、有効署名6,662人との公示がなされました。(有効にならなかった署名の多くは、若者と在日外国人の方の署名です。)
1ヶ月という短い期間でしたが、法定数の3倍近くの署名が集まったことは、荒川区民の「戦争に協力しない」という平和への関心の深さと大きさを示しています。
有事法制 - 国民保護法が施行され、政府は3月4日、国民保護指針案を公表しました。これに対応し都道府県では、国民保護協議会の設置、基本計画案の策定を急いでいます。
今、軍(自衛隊)民一体の防衛(戦争)か、それとも無防備地域宣言で真に住民を保護するのか否かが問われています。荒川区議会における無防備・平和都市条例を巡る議論の行方に全国的注目が集まるのはそのためです。
私たちの臨時紀議会開催請求(3月11日予定)を受け、3月14日(月)の週にも区議会の議論が
開始されます。
区議会における実りある議論を期待し、その一助として、以下のシンポジウムを開催します。是非、
ご参加ください。
*荒川区民の会からの緊急のお知らせです。
荒川区議会は、今会期(~3/15)を一日延長しただけで、来週早々にも採決してしまおうとしています。短時間の間に議員への働きかけなどが必要です。
(1) 日 時
3月12日(土) 14時~17時
(2) 場 所
サンパール荒川・第7会議室
(都電「荒川区役所前」下車徒歩2分)
(3) プログラム ・ 開会挨拶
(無防備地域宣言をめざす荒川区民の会)
・ 公開シンポジウム
「パネラー」
・ 田中 隆弁護士
(北千住法律事務所所属・「有事法制がまちにやってくる」の著者)
・ 荒川区議会議員
(荒川区長をはじめ全区議会議員の参加を求めています。)
・ 矢野 秀喜氏
(無防備地域宣言運動全国ネットワーク)
・ その他
(国際法学者にも参加を求めています。)
(4) 会場費 500円
主催 無防備地域宣言をめざす荒川区民の会
連絡先 080-3013-3818 (高瀬)
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